スタッフブログ 2009年01月 アーカイブ
2009年01月12日
暮らしのプロセスが見えるということ
新学期になり、子どもたちの日常が始まりました。盆正月、親戚が行事に集う場面にも似た今回の『雪国留学』。さまざまな体験は、そこでしかできないことだったとしても、日常のどこかでふと思い返すことがきっとあるでしょう。煙でいぶされた衣服の残り香をかいだときに、囲炉裏や土間を思い浮かべるのかもしれません。
ある子どもは、「新潟はエコだった」ということが印象に残ったと言い、冬休みの課題の中でまとめるそうです。ある子どもは、手を切るような水の冷たさに、普段、蛇口を触れば(触らなくても)お湯が出て来ることのありがたさを感じたようです。
しただテラ小屋のみなさんが準備を周到にしてくださり、生活の流れをしっかり支えて下さったことで、子どもも大人も時間の中に思い切り没入することができました。

東京からのバスが現地に到着し、列車で向かっている参加者を待つ間、「暗くなる前に雪遊び」と挨拶もそこそこに裏庭で遊びはじめました。

木になったまま完熟した柿をとってもらいました。雪の中でシャーベットになった柿は甘くて、子どもたちは「かきごおり」と呼んでいました。

山から引いて来た水をバケツリレーで外のドラム缶風呂に張っていきます。内風呂は石のお風呂。

雪の中を歩くためのかんじきを作るのに、地元の飯塚源輝さんに教えてもらいます。見事なロープワークは、そのとおりに作ると雪の結晶のように美しく、ちょっとやそっとでは解けない頑丈なかんじきになっていきます。夢中になっているうちに、夕食は新潟のみなさんが作ってくださっていました。

みんなで作った雪の灯籠に明かりを灯すと、幻想的な雪国の夜を感じました。

食器の洗い物をする横で、薪で風呂を焚きます。気がつくと夢中になっている離れがたい仕事です。

子どもたちを迎えるために遠藤ケイさんがこのお屋敷のことを物語にして書き下ろしてくれました。ケイさんが描いた物語に登場するものたちの絵を投影しながら、そのお話をみんなで聴きました。
投稿者 森川千鶴
2009年01月07日
雪国の暮らしに触れて
3日間のワークショップ&フォーラム、無事終了しました。
大人と子ども、子ども同士、大人同士、参加者同士、新潟のみなさんやスタッフ、ここで出会った多様な関係の中で、さまざまな体験を共有しました。
暖かいもてなしや、大切なものを「伝えたい」という大人たちの思いに、子どもの豊かな感性が呼応し、大人も元気になっていく、という相互作用が確かにありました。
その様子を、少しご紹介したいと思います。

2日目の朝、自分で作ったかんじきをはいて山に登りました。空は晴れて来て、畑や畦に積もった雪の上で、雪遊びをしました。

「大勢で『いただきます』といって食卓を囲めたことがとてもよかった」と話す参加者。大家族の朝ご飯。

2日目の夜、民家の中の『八木Bar』で、大人だけのフォーラムの時間。同じ時間に子どもたちもいい時間をすごしていたようです。それは。。。
投稿者 森川千鶴
2009年01月02日
雪国留学へ
新しい年が始まりました。大きな世の中の流れを感じながら、そのとき、居る所からできることをひとつひとつやっていこうと思います。
明後日から、子どもワークショップフォーラムは、新潟を訪れます。年末には改めて、NPOしただテラ小屋のみなさん、遠藤ケイさんから、『雪国留学イン新潟・しただ郷』として、準備を進めて下さっている様子が伝えられました。その土地、その場所をじっくり感じられる時間を過ごすことができそうです。
このフォーラムで大事にしたいのが、体験のふりかえりと参加者同士(われわれや新潟のみなさんも含めて)の対話。地元の方々と一緒に過ごしながら、どんな対話の場をつくっていくか。ファリシテーターたちの腕の見せ所です。

庭月の家のすぐそばにある名勝八木ケ鼻。
投稿者 森川千鶴

