スタッフブログ

2007年10月26日

晩秋のフォーラム

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この夏の活動(はちおうじ 里山留学2007と子ども体験活動サポートセミナー)の活動報告書ができました。
秋の気配がいよいよ濃くなってきました。 本日発行のメールマガジンでは、秋の活動の予告をはじめました。 メールマガジン登録をご希望の方は、こちらまでメールをおねがいします。 submit_kodomomail@skunkworks.jp

投稿者 森川千鶴

2007年10月15日

体験活動サポートセミナー(9/8,9/9)

里山留学のふりかえりミーティングを終えた午後、小学校から場所を移して、広く一般の方に参加いただくセミナーを開催。キャンプスタッフや、参加したお子さんの保護者の方の参加もありました。
初日は、夏のキャンプ・ワークショップのねらいやホットな実績報告をお伝えし、ひとつの体験活動のケーススタディとして、浮かび上がった課題や注目すべき点についてともに考えていきました。
2日目は、ゲストの方にそれぞれの体験活動の現場の話を伺った後、前日こんなことを議論してみたい、と挙げていたテーマや、この時点で参加者の関心があるテーマを4つにまとめ、グループに分かれてディスカッションをおこないました。それぞれの成果を全体でわかちあう時間がとれなかったのが残念でしたが、グループ内では、じっくりと話を聴き、議論できたことがよかったという声が聞かれました。

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全体のファシリテーターは、キャンプ・スタッフとしても現場にかかわっていただいた大滝あやさん。セミナー自体を参加型で学ぶ場として、限られた時間を駆使して、最大限の学びの場を作ってくれました。

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参加者が、4つの質問の答えを書き込んだ紙を相手に見せながらお互いのことを知り合う時間。何度かペアを交代する。まずは書いてまとめたことを誰かに伝えることで、自分の中でテーマへの焦点があきらかになっていきます。「今の気分は?」「里山留学の経緯のプレゼンで印象的だったのは?」「なぜこのセミナーに参加したか?」「子どもの体験活動における関心事は?」

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視覚化されているキーワードで、いつでも全体の流れをふりかえることができる。

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それぞれのテーブルに講師を交えながら、関心のあるテーマについてのグループワーク。

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「安心・安全」「地域・日常」「目的、参加者の成長、気づき」「大人のありよう」という4つのテーマでそれぞれディスカッションを深める。途中でグループを移ってもかまわない。

投稿者 森川千鶴

2007年10月09日

参加者とスタッフのふりかえりミーティング(9/8)

夏休みが終わり、里山留学から1ヶ月が経った週末。参加した子どもたちが保護者とともに由木西小学校にやってきました。たった1ヶ月しか経っていないのに、なんだかちょっとだけ大人びた感じがしたのは、おおいに汚れたキャンプのときにくらべて小ぎれいになって、ちょっとはにかんだようすで集まって来たからだけではないようです。ほんとうに、目に見えて成長する時期なのだなあと実感しました。
いくつかの課題を認識しながらも、今回の試みをなんとか続けてもらえないだろうか?という参加させた親御さんや、今回参加できなかった親御さんの里山留学への前向きな支援ムードをきちんと受け止めていかなくては、と思い、この企画と実施の経過を報告書にまとめています。

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キャンプ・ディレクターをつとめてくれたビルマ(穴澤さん)をはじめ、テリー(柴田さん)、りんりん(林さん)、クロ(須藤さん)、アイちゃん(坂木さん)、オグちゃん(小倉さん)、タコちゃん(大滝さん)、らんちゃん(大山さん)、よっしー(吉田さん)、しづかちゃん(志塚さん)らスタッフが集合し、いっしょに会期中のスナップのスライドショーを見ながらふりかえったあと、子どもたちと学校の校庭に思い出探しに出かけて行きました。

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図書室に残った親御さんたちと、あらためて里山留学のねらいや、事前に集めていたアンケートの声を伝えるところからはじまり、スタッフの思い、親の思いを語り合うことができました。

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1時間足らずの散策の間に、子どもたちはスライドのマウントにおさまりきれないたくさんの思いでや新たな発見を集めてきました。生き物もいます。「これほどの豊かな環境にある由木西小学校という場所に、あらためて感嘆させられますね」と穴澤さん。

投稿者 森川千鶴

2007年10月03日

スタッフによるふりかえりミーティング(9/2)

夏のあいだ、あちこちの現場を飛び回っていたスタッフがようやく顔を揃えることができ、9月8日の参加者親子を交えてのふりかえりミーティングに先駆けて、9月2日(夏休み最後の日)に、まずスタッフによるミーティングを行いました。
それぞれが印象に残った場面を思い返すことから、里山留学のテーマをふりかえります。
このキャンプ・ワークショップのねらいは、
・暮らす地域を感じる
・夏休みの季節や時間を感じる
・自分や生き物のいのちを感じる
ことができる体験をめざしたもので、テーマに照らして、起きたこと、進んだプログラムの検証をしていきました。

体験的な学びには、すでに教育界では学習法としての理論が成り立っていると聞きます。
また、事業の評価の尺度としては、「変化」がひとつの指標になることがあるでしょう。しかし、子どもの成長をどのように評価できるのか?という視点において、いろいろ意見が交わされました。
例えば、自分のやりたいことを主張できるようになることを成長とし、最初に自分のやりたいことを言えなかった子どもが、しまいには言えるようになることが果たして体験の成果といえるのだろうか?他の人の提案する遊びに交わるという主体的な選択を保証できる方がここでは大事だった、という意見など。里山留学では、成長をめざすというより、「やってみたことがある」を超える体験、「感じることのできる」体験を生み出すことに目的があったということを再確認しました。
今、ここで考えられるベスト(昨年のフォーラムを通しての学び、今回の場所や環境、人のネットワーク)で臨んだプログラムでしたが、スタッフ自身がキャンプ・マネジメントを通して、さまざまなありようを考える機会になりました。

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川崎市の黒川野外活動センターのみなさんが、里山留学の会期中、陣中見舞いに訪れてくれました。ドラム缶風呂などの機材はここからお借りしたもの。スタッフのふりかえりミーティングは、黒川の施設をお借りして行いました。

投稿者 森川千鶴

2007年09月25日

里山留学最終日(8/5 )

いよいよというか、とうとうというか最終日を迎えました。
明け方まで虫取りに行きたいんだ〜、と何度も起きてはスタッフを促していた子どもは、なかなか目を覚まさない。など、日曜日の朝はいつもよりちょっと遅めのスタートになりました。
朝ご飯を食べた後のいつものミーティング、最終日のテーマは「大おそうじ大会」。やりたくないことかもしれないけど、1週間使わせてもらってお世話になったからやってみよう、と大人が提案します。
日中の暑さも本格的になってきました。雨は降ったけれど、おかげで前半はずいぶん暑さをしのげたから奇跡的に気候に恵まれた1週間だった、と現地の学校の先生は幸運を喜んでいました。
連日深夜に及ぶスタッフミーティングでも、さまざまな交流とディスカッションがありました。キャンプの現場になれているスタッフ、地域のサポートスタッフ、コーディネイター、それぞれが新しい局面に出会っては、子どもと一緒に乗り越えて来た感があります。
1ヶ月後のふりかえりミーティングでの再会を約束しながら、解散しました。

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まずは、ベースキャンプとなった体育館をみんなで拭き上げます。

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そうじの計画。そうじより、遊びに行きたい気持ち満々の子どもも。。。

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最後の昼食。食材を無駄なく使い切るのですが、メニューも最後まで気を抜かずに工夫されていました。残った粉で、パンケーキ。鶏肉と野菜のソテー、果物などなど。

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秘密基地も道具場もみんなきれいに片付けました。食後、残った時間を惜しむように体育館でドッジボールがはじまりました。大人と子どもに分かれての対戦。どちらも手かげんなしのようす。大歓声の体育館に、迎えの保護者がぼちぼちとあらわれます。

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「やりたいことでやれたこと」「やりたくなかったけど、やったこと」「印象に残った人や技など」3つのことで、子どもたちはひとりひとり紙に書いて1週間をふりかえります。その後、グループに分かれ、スタッフと一緒にそれぞれ書いたことをゆっくり伝え合います。その様子を、保護者のみなさんにも耳を傾けていただきました。最後に、スタッフからみんなへひとことずつ。歌を歌って解散しました。


投稿者 森川千鶴

2007年09月13日

里山留学6日目(8/4)

里山留学を終えて早1ヶ月が過ぎ、先週末は、参加した子どもたち、保護者、スタッフ一同でふりかえりミーティングを、また同じ日の午後から翌日にかけて体験活動セミナーを開きました。
そこでの模様の報告の前に、残す2日の里山留学のようすをお伝えしたいと思います。

6日目。八王子の市街地では、毎年恒例の「八王子まつり」という大きなお祭りが催される日でしたが、この里山留学も、この日は、朝から地域の大人、保護者、外からの見学者らが訪れ、にぎやかな一日になりました。
大人も子どもも、やりたいことを提案して過ごします。

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会期中、地域の人からの野菜の差し入れをたくさんいただきました。大根、じゃがいも、小松菜、きゅうり。。。1週間も過ごすと、料理は、食材のストックを見ながらメニューが決まっていくような、家庭料理に近い流れができて来ていました。たくさんいただいた小松菜は、浅漬けやハムと炒め物に。

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この日の朝のやりたいことミーティングには、いろんな大人が参加しています。クラフト遊びをやろう、と訪れた近くの美大生。地域で活動する料理サークルのひとたちは、屋台村をやろう!と、屋台作りから始めたいと提案(プロセスは、こちらでもレポ−トされている →おつまみ作り隊)。子どもたちは、いつものように、自分のやりたいことを提案しながら、大人たちの提案する遊びにも混じっていきました。

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大学生が提案したはっぱや拾って来たもので、スタンプをして、エコバッグを作ろう、という遊び。形になって残る遊びも楽しい。

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朝晩の涼しさで比較的しのぎやすかった里山留学も、終盤になって本格的な暑さを迎えました。炎天下、学校のテントを利用して、屋台作りがはじまりました。週末の大人たちが本気で遊んでいる。この遊びに加わった子どもたちは、のれん作りをしました。

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日が傾きかける頃、屋台村の完成。並行して家庭科室では、料理の下準備が進められていました。最後の夜。今夜のメニューは、焼きそば、豚汁、チヂミ、焼きイカ、焼きとうもろこし、白玉ぜんざい。大勢の大人と子どもでお腹いっぱい食べました。この夜、一夜限りで屋台は撤収。

投稿者 森川千鶴

2007年08月30日

里山留学5日目(8/3)

やりたいことを提案して、一日を過ごす。ここで暮らす主体は子どもたちとスタッフだが、そこにいろんな人たちがかかわってくる、というサプライズや楽しみもある。テレビやゲームがなくても時間を持て余すという場面はみられなかった。
この日、日本の食育事情を取材に来た韓国の新聞記者が、通訳を伴って里山留学を訪ねてきた。
ニュータウンのまちなみを車で通り抜けて着いたこの小学校を「とても懐かしい風景」と言っていた。落ち葉の堆肥の中の虫探しをしていた子どもに、記者が「キャンプ期間中、一番美味しかった食べ物は?」とインタビューしたら、即座に「そば!」と答えていた。

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田んぼの生き物博士、宇根豊さんは、自分のことを「百姓」と自己紹介していた。「今日、田んぼでどのくらいの種類の虫を見つけられると思う?」という話から始まり、子どもたちの関心を引きつけていく。その存在感とリズムは、子どもに向かい合う大人のありようの参考になった。

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田んぼの中で、うねさんの存在感はますます輝く。「うねさ〜ん、この虫は?」あちこちからうねさんコール。大人も夢中になって虫探しをしながら宇根さんコール。「すごいなあ。めずらしい虫をみつけたねえ」

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田んぼのみんな。田んぼのぬかるみに最初はひるんでいた子どもも、いつの間にかみんな夢中になっていた。

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金曜の夜。大人は1週間の疲れをほぐす時間。この日の夕食は、遊び心で「居酒屋メニュー」。枝豆、冷や奴、冷やしトマト、炭火の焼き鳥などなど。。。実は子どもたちは大好きメニュー。大人たちがちょうどよい時間にふらりと陣中見舞いに訪れる。もちろん大人もアルコールはナシ。

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初日に訪れて、金曜日に遊びにくるからね、と予告編のマジックを披露してくれていたエラさん(伊東偉勝さん)が子どもたちと約束した時間にやってきて、本格的なショーを見せてくれた。「すげー!」「さいこう!」子どもたちはマジックにひきつけられ、おおいに盛上がった。「この輝く笑顔のためなら、よろこんで役に立ちたい」と、エラさん。


投稿者 森川千鶴

2007年08月22日

里山留学4日目(8/2)

会期中、場の流れに任せながら、今何ができるか?と自分にできることを探して歩いていました。
広いフィールドで、同時多発的に起こっていることを、その場に居た人だけが知っている場面の方が多いでしょう。それでも、行く先々でいい場面をたくさん見ました。私たち大人も、そんないい場面を、「こんなことがあってね。。。」と共有することから、これからを始められないか、と思っています。

昼に夜にと、地域のさまざまな方が様子を見にたずねてくれます。あるとき来られた教育委員会の方は、スタッフの子どもへの接し方が印象的で、直後の主催事業の参考になった、子どものテンションを助長したり諌めるのではなく、寄り添って行く感じがとてもよかった、と後日話してくれました。
4日目。これまで子どもたちと過ごして来たフィールドに、スタッフ以外のさまざまな人たちがかかわる時間がありました。

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1週間のあいだ、なんとも言えない調和のある場面に何度か出くわしました。それぞれが思い思いに過ごし、夢中になっているのですが、その場は離れたところから見ていても平和な雰囲気に満ちていて、とても心地よいものでした。昨年の島根・三瓶での子どもと大人のワークショップでも出会った場面です。

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この日、「そうめん流し」をやりましょう、と提案してくださり、由木西小学校に通う仲川さん親子と木下さんのお孫さんが、にわか留学生として参加。生活臭の漂って来た体育館。。。

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やりたいことに分かれて過ごす。「そば打ち名人」の養田豊太郎さん(東京都地域興しマイスター)から、本格的な手打ち蕎麦の作り方を教えていただいた。このキャンプで食べたもので一番美味しかったのは、そば!と話していた子どもも。

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関根さんは、朝から一日、竹を切り出して楽器を作ったりして一緒に過ごしてくれました。

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仲川さんはこんなにりっぱな流しそうめんの台を作ってくれました。ようすを見に来てくださった木下さん。お昼ご飯は、自分たちで打った蕎麦と野菜のてんぷらをいただいた後、流しそうめんをいただく、というなんともぜいたくなメニューになりました。

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竹を使って遊ぶというので、朝のミーティングで、「せいろ」を作ってほしい!という大人のリクエストが。夕食は、肉まん、中華ちまきなど手作りの蒸し物が。かかわる大人の関心と作業の支えがあってこその充実した食事の場面が多かった。

投稿者 森川千鶴

2007年08月21日

里山留学3日目(8/1)

風の強い日が続きました。後から振り返れば、このぐずついた天候のおかげで、朝晩は涼しく、この季節のこの土地にしてはとても過ごしやすい気候だったようです。
3日目は、だいぶ場所になれてきたようす。「今日は本気で森遊び、の日だよね!?」と張り切る子どもたち。
夜中の雷雨でテントを撤収したり、テントで生活することを楽しみにしていた子どもたちには残念だったようですが、就寝はベースキャンプの体育館で過ごすことがほとんどになってしまいました。

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キャンプも3日目。さまざまな生活の場面に直面していきます。朝食の後、「生活(くらし)ミーティング」で、困っていること、相談したいことを、大人も子どもも出し合います。

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やりたいことを決めたら、敷地内のマップに自分の名札のピンで、過ごす場所、居場所を示しておきます。この日、マップのボードは、子どもたちの手でヴァージョンアップされました。

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夕食は「焼いて食べよう!」を計画していましたが、やはり風が強く、外で火がおこせません。家庭科室が大活躍でした。

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室内での夕食の後、「火遊びをしましょう」と、ゲストの関根さんが火のサークルを作ってみせてくれた。大人のお墨付きで火遊びなんて、なかなか経験できないだろう。

投稿者 森川千鶴

2007年08月14日

里山留学2日目(7/31)

この里山留学では、常時10人ほどのスタッフが現場にいました。子どもたちと関わるキャンプの現場経験を積んだスタッフ、現場に関わりながら場の成り立ちをコーディネイトするスタッフ、記録のスケッチをとるスタッフ、2人の中学生ボランティアスタッフらですが、そのほかに毎日地域の人やいろんな専門家(ゲスト)、取材者が訪れて、一緒に過ごして行きました。
滞在中は名札を作って、子どもたちに呼んでもらいたい名前を名乗るはずが、ほぼみなさん子どもたちの印象で名付けられていました。なかでも人気だったのが、「カメさん」。地元のケーブルテレビの取材で通ってくださった方なのですが、いつもカメラを抱えていたから「カメさん」。
取材の映像は、8/12(日)〜18(土)前編、8/19(日)〜25(土)後編、と2週間に渡り、『スクール通信』という番組で毎日4回、放映中です。
「カメさん2(ツー)」と名付けられたのが、読売新聞の記者さん。こちらは8/10(金)の多摩版の記事で「里山留学」のようすと「9/8,9のセミナー」を紹介してくれました。

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雷雨明けの2日目朝、朝食は校舎内の家庭科室でとることに。食事の後、「生活ミーティング」からはじまる。「困ったこと、相談したいことはない?」

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「やりたいことミーティング」でアイデアを出し合った後、それぞれこの指とまれ、で分かれたグループで動き出す。グループには、大人が必ず一人はいることにしている。

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今日のゲストは関根秀樹さん。夕方、食事やふろを炊くために必要な火のおこし方を習う。その手元の技に子どもたちは釘付けに。竹を使った楽器の予告編でさらに盛り上がった。

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ゲストを交えての夕食。朝、地域の人にたくさんの大根とじゃがいもの差し入れをいただいたことで、メニューを子どもたちに相談して出たアイデアの中から、「おでん」「大根もち」&昨夜のピザ生地の残りを利用したチョコバナナパイ。

投稿者 森川千鶴

2007年08月10日

里山留学初日(7月30日)

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開校式を終え、保護者と離れて子どもたちだけになった。最初のおやつはスイカ割りではじまる。棒だけでなく、ラケット、ロープなど、叩くものをくじで引き当てる。
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まだ雨が怪しいので屋根を渡す。ベースキャンプとなる体育館の脇にかまどを作るために、れんがを運んできて積み上げる。子どもたちはとてもよく働いていた。
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この学校の先生と児童が丹精した畑や田んぼを見渡す藤棚の下。ドラム缶の風呂もみんなで洗って、基礎を作ってできあがった。お湯が沸くのがまちどおしい。
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初日の夜、みんなで生地から作って、かまどで焼いたピザを食べているころ、この小学校の森の話をしにきてくださった永きに渡ってPTA会長をつとめていた木下操さん。子どもたちに、体験することの大切さを、わかりやすく思いを込めて話してくださった。

投稿者 森川千鶴

2007年08月08日

里山留学、無事終了しました

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7月30日(月)。前夜からの雨は、午前中も時折激しく降り続きましたが、子どもたちを迎える頃になると、止んでいました。雨上がりに4階の家庭室から見た窓の外。向こうに見えるのはニュータウン。夜、洗い物をしながら、思わず手を止めて、「夜景がきれい。。。」とつぶやいていた子どもがいました。
7月30日から8月5日までの7日間、「はちおうじ 里山留学2007」を行い、無事終了しました。 地域内外のさまざまな人の協力のもと、いろんなチャレンジがありました。雷雨や強風に始まり、最終日の猛暑など、天候の変化に見舞われつつも、参加した子どもたちは全員キャンプ生活を元気に乗り切りました。 会期中はタイムリーに更新できませんでしたが、これから、初日のようすから少しずつレポートしたいと思います。

投稿者 森川千鶴

2007年07月24日

いよいよ夏やすみ

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7/21(土)、里山留学に参加する子どもたちが現地の小学校に集まった。30日からの1週間、ここで何をしよう?どんなふうに過ごそう、と当日までに考えてもらうが、毎日のスタートは、その日のやりたいことミーティングから。
曇り空の続いていた東京も、梅雨明けを思わせる久しぶりのお天気です。 天災など大変なことが起こっていますが、子どもたちの夏休みはやってきました。 先週の土曜日、里山留学に参加する子どもたちと保護者のみなさんに集まっていただき、今回のキャンプ・ワークショップの説明会をおこない、毎日の生活や活動のこと、ここでは大人がどんなふうに子どもとかかわっていくのか、ガイドラインについてお伝えしました。 大人が話し合っているあいだに、子どもたちは、活動のフィールドを一足先に探検しました。 その後、保護者も交えながら、一緒にミニワークを行いました。

昨年のフォーラムや現場探訪で学んだエッセンスと、さまざまな役割のスタッフの持ち味を、この里山留学に活かして行きます。

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大人もやりたいことを言ってみる。

投稿者 森川千鶴

2007年07月12日

その時、その手で。

先日、由木西小学校のPTA会長を永きにわたって務められた木下さんに、キャンプスタッフの面々とごあいさつに伺う機会がありました。そのときに、「子どもはね、その時、その手で叱りなさい」という話がありました。後から言ってきかせるのではなく、何かしてしまったら、その場で。
昨日、小学生の男の子たちと一緒に作業をする場面がありました。壁に何十枚の紙を貼るというだけのことなのですが、大人が言葉で伝えて、あとは頼むね、とその場を離れて行きました。ようすを見ていると、はじめてのことであれば当たり前のことかもしれませんが、無駄、雑、先が見えていない。こういう場面で「てきとうでいいよ」と済ませることができない性分で、つい「ここをこう押さえるね」と手を出しました。そうしたら、手元が見えてきたようです。「こうして」とは言わないで、ちょっとだけ手を出す。結果の違いが歴然とします。すると子どもがやってみた上でじぶんなりの工夫を始め、「ねえ、こんなふうにしてみたよ」見て見て!という感じになってくる。「お、その手があるね〜」。たった15分程度の作業でしたが、その場にきちんと向かい合うことで、言われたことをこなすことから、自分がその作業にどう関わるか、に関心を示す変化が見えました。
今、子どもにかかわる大人について、こうあったらなあ、と思うのは、こうして瞬間に子どもときちんと向かい合うという姿勢。大人自身が目の前のことに向かい合えなくて、節目やけじめを適当にして、どんどん流れ去っていく感じを覚えることが多いです。最近、とりあえず、や、とりいそぎ、は大嫌いな言葉。確かに大人は、親は忙しい。でも、そんなに急いでどこに行く?とも思う。
里山留学は、1週間のキャンプ。屋外で活動することも多いですが、生活の根幹に丁寧な食事のリズムが流れるよう、少々手のかかることも子どもたちとあえてやってみたいと考えています。それは、私たちが「ゴミ」を出してしまう生き物であることも意識することにもつながると思います。

投稿者 森川千鶴

2007年07月04日

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7月3日で里山留学の申し込みを締切りました。参加を希望される方の中では、親だけでは提供できない自然体験や、そこで出会う友だちとのかかわりの中での成長を望む声が多く聞かれました。オール電化の家も登場している昨今からかわかりませんが、火おこしへの関心も高かったです。
結果、定員24名に対し、62名のお申し込みをいただきました。応募要項のとおり先着順で参加者を決定すること、キャンセル待ちの繰り上がりは難しいだろうということなどお伝えしましたが、それでも待機を強く希望される方もおいでです。

あるとき里山留学について、「1週間は長いと思う。子どもが退屈するのではないか?」と聞かれたことがあります。レクリエーションではなく生活の実感に近付くには、相応の時間が必要だと考えました。スタッフの力量が要ります。もともとアクティビティ満載のジェットコースターに乗せるパッケージツアーにはしたくないなあと考えていました。「退屈だ」と訴える子どもがいたとして、それにどう寄り添うのか、大人の側が問われるのでしょうね。。。

投稿者 森川千鶴

2007年06月30日

体験するってどういうこと?

子どもをとりまく、というより、子どもを持つ親がさらされる、あふれる体験活動の情報は、子どもにとって咀嚼できない体験の洪水となって襲いかかっているかもしれません。体験を深めたり、成長への学びにつなげられるかどうかは、まわりの大人のかかわり方次第のような気がします。

「こんなに親が子どもにかまう時代はなかったと思いますよ。よく子どもと遊びますねえ、今の親は」と言った中川一男さん(昨年のフォーラムのゲスト)
「週末、親が子どもを連れ回すせいか、月曜はへとへとになって保健室にやってくる子どもが多いんですよ。」と、子どもを心配するある小学校の校長先生。
子どもを出しに遊ぶ機会を求めて発散したいのは、実は大人?自分自身を思わずふりかえります。

日頃、子どもは家庭〜学校〜塾や習い事の三角形の中で大半の時間を過ごしているのが現状でしょうが、その間をつなぐまちなみや世間にこそ、体験的な学びの余地があると思います。私は小さい頃、塾の行き帰りの夜道の一人歩きが好きでした。夜の匂い。夏は道ばたの草の匂いが昼間より強く感じられました。
里山留学のゲストとしてお招きしている関根秀樹さんは、学校の帰りによく、店の前で刃物研ぎをしている職人の手元を飽きもせずにずっと見ていた、と話していました。
自分が感じる、自分自身の体験が、根っこを作っていくものだと強く思います。大人はそんな環境をどれだけ支えてあげられるのでしょう?

投稿者 森川千鶴

2007年06月29日

ワークショップって何だろう?

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町田市のお寺。うら山や近隣の農家の畑を放課後の小学生の居場所として月2回運営している「里山キッズ」のプログラムを訪れたら、臨時スタッフになってしまった。お寺の境内でおやつタイム。またレポートします。
「ワークショップって何でしょうね?」つい先日も、ある新聞記者の方に尋ねられました。 「夏休みに向けて、あちこちで子ども向けのワークショップ、という言葉を目にするのですが、ひとことでいうと、いわゆる『講座』とは差別化された参加型のプログラムということでいいのでしょうか?」

中野民夫さんからのご紹介ということで、できるだけ丁寧に答えようと、「私も中野さんのおっしゃるように、参加体験型で、双方向性のある創造や学びの場だと考えていますが。。。」と話しはじめたら、会話が深みにはまっていきました。
一生懸命聞いてくれているのですが、「では、ひとことでいうと?」「最近のおすすめのプログラムは?」となると、こちらがすっきりとしたひとことにならないのです。
「あらかじめ答えの用意されていない、子どもの主体性を引き出せるような育みの場ではないでしょうか?」など言い換えてみるのですが、「具体的にはどういうワークショップがありますか?」と聞かれると、これが太鼓判ワークショップ!とはうまく伝えられませんでした。

数日後、もう一度連絡があり、「最初にこちらが用意していた、ある『ワークショップ』の例は、果たしてワークショップなのだろうか?とあれからずいぶん考えてしまいました」というので、責任を感じつつ、ぜひもう少し考えてもらえるといいなあと、「親御さんが、家庭では提供できない体験の場をもとめて、面白そうなワークショップを探している、というのは背に腹は代えられないニーズでしょうが、『何のためのワークショップか?』ということを、よく見て選ぶといいのではないでしょうか」とお話ししました。
ワークショップって何?という問いよりも、何のためのワークショップ?を考えることが大事なのではないかと思います。

このフォーラムでは、多様なテーマの体験活動の中の、「関わる」という視点でのワークショップ的な要素を見ていこうとしています。
7月に予定しているセミナーでは、参加者であるおとな自身が「関わりの場を体験する」ワークショップから始まります。

投稿者 森川千鶴

2007年06月26日

満員御礼。。。

ニュータウンの子どもたちに参加してほしい!と願った思いが、
ニーズとマッチしてしまったようです。
手探りでしたが、広報を開始してすぐに定員をむかえ、今日も申し込みの問い合わせが続いています。

はじめての場所でお子さんを1週間お預かりする受け入れ体制から定員を増やすのが難しいため、おことわりしなければならない胸の痛む作業中です。

投稿者 森川千鶴

2007年06月20日

今、ここから

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となりまちはニュータウン。近いけど、お互いを知らない。
昨日からスタッフの大山さんとふたりで、地域の広報に歩いています。今日は、近隣の30数校の小中学校や公共施設をたずねて、キャンプ・ワークショップの案内をお届けしてきました。 いい汗かいたので、休憩のお茶やごはんが美味しかった。

今年開校したばかりの最新のファシリティ搭載の校舎、マンション群に囲まれた校舎、生徒が増えて校庭に建て増しさらに進行形の校舎、古くても磨きのかけられた校舎、手をかけられていることが一目でわかる植物たちなどなど、多様な校舎、校庭、学校の立地、さらに袖すり合った人たちを見て、子どもたちの暮らす環境のことをあらためて考えました。
世の動きを感じつつ、今、ここに立って見えていることから何かを世の中に発信する。そんな思いでいたら、由木西小の遠藤さんが、「Think globally, act locallyですよね」、と言葉をかけてくれました。

投稿者 森川千鶴

2007年06月18日

はちおうじ 里山留学

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東京のニュータウンに隣接する小学校のうら山から、校舎と取り囲む学校林をのぞむ。
今年の夏、キャンプ・ワークショップの現場を作ります。 はちおうじ 里山留学2007は、子どもたちにとって、「暮らす地域を感じる」「夏休みの時間を感じる」「自分や生き物のいのちを感じる」ことのできる体験の機会にしたい、それにかかわる大人たちの「本気」を引き出したい、という思いをこめたもの。 会場となる小学校や地域の多大なご協力を得て実現します。 17日には現地でプログラム検討のための公開ミーティングが開かれました。

投稿者 森川千鶴

 
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