スタッフブログ 2007年08月 アーカイブ

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2007年08月30日

里山留学5日目(8/3)

やりたいことを提案して、一日を過ごす。ここで暮らす主体は子どもたちとスタッフだが、そこにいろんな人たちがかかわってくる、というサプライズや楽しみもある。テレビやゲームがなくても時間を持て余すという場面はみられなかった。
この日、日本の食育事情を取材に来た韓国の新聞記者が、通訳を伴って里山留学を訪ねてきた。
ニュータウンのまちなみを車で通り抜けて着いたこの小学校を「とても懐かしい風景」と言っていた。落ち葉の堆肥の中の虫探しをしていた子どもに、記者が「キャンプ期間中、一番美味しかった食べ物は?」とインタビューしたら、即座に「そば!」と答えていた。

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田んぼの生き物博士、宇根豊さんは、自分のことを「百姓」と自己紹介していた。「今日、田んぼでどのくらいの種類の虫を見つけられると思う?」という話から始まり、子どもたちの関心を引きつけていく。その存在感とリズムは、子どもに向かい合う大人のありようの参考になった。

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田んぼの中で、うねさんの存在感はますます輝く。「うねさ〜ん、この虫は?」あちこちからうねさんコール。大人も夢中になって虫探しをしながら宇根さんコール。「すごいなあ。めずらしい虫をみつけたねえ」

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田んぼのみんな。田んぼのぬかるみに最初はひるんでいた子どもも、いつの間にかみんな夢中になっていた。

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金曜の夜。大人は1週間の疲れをほぐす時間。この日の夕食は、遊び心で「居酒屋メニュー」。枝豆、冷や奴、冷やしトマト、炭火の焼き鳥などなど。。。実は子どもたちは大好きメニュー。大人たちがちょうどよい時間にふらりと陣中見舞いに訪れる。もちろん大人もアルコールはナシ。

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初日に訪れて、金曜日に遊びにくるからね、と予告編のマジックを披露してくれていたエラさん(伊東偉勝さん)が子どもたちと約束した時間にやってきて、本格的なショーを見せてくれた。「すげー!」「さいこう!」子どもたちはマジックにひきつけられ、おおいに盛上がった。「この輝く笑顔のためなら、よろこんで役に立ちたい」と、エラさん。


投稿者 森川千鶴

2007年08月22日

里山留学4日目(8/2)

会期中、場の流れに任せながら、今何ができるか?と自分にできることを探して歩いていました。
広いフィールドで、同時多発的に起こっていることを、その場に居た人だけが知っている場面の方が多いでしょう。それでも、行く先々でいい場面をたくさん見ました。私たち大人も、そんないい場面を、「こんなことがあってね。。。」と共有することから、これからを始められないか、と思っています。

昼に夜にと、地域のさまざまな方が様子を見にたずねてくれます。あるとき来られた教育委員会の方は、スタッフの子どもへの接し方が印象的で、直後の主催事業の参考になった、子どものテンションを助長したり諌めるのではなく、寄り添って行く感じがとてもよかった、と後日話してくれました。
4日目。これまで子どもたちと過ごして来たフィールドに、スタッフ以外のさまざまな人たちがかかわる時間がありました。

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1週間のあいだ、なんとも言えない調和のある場面に何度か出くわしました。それぞれが思い思いに過ごし、夢中になっているのですが、その場は離れたところから見ていても平和な雰囲気に満ちていて、とても心地よいものでした。昨年の島根・三瓶での子どもと大人のワークショップでも出会った場面です。

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この日、「そうめん流し」をやりましょう、と提案してくださり、由木西小学校に通う仲川さん親子と木下さんのお孫さんが、にわか留学生として参加。生活臭の漂って来た体育館。。。

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やりたいことに分かれて過ごす。「そば打ち名人」の養田豊太郎さん(東京都地域興しマイスター)から、本格的な手打ち蕎麦の作り方を教えていただいた。このキャンプで食べたもので一番美味しかったのは、そば!と話していた子どもも。

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関根さんは、朝から一日、竹を切り出して楽器を作ったりして一緒に過ごしてくれました。

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仲川さんはこんなにりっぱな流しそうめんの台を作ってくれました。ようすを見に来てくださった木下さん。お昼ご飯は、自分たちで打った蕎麦と野菜のてんぷらをいただいた後、流しそうめんをいただく、というなんともぜいたくなメニューになりました。

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竹を使って遊ぶというので、朝のミーティングで、「せいろ」を作ってほしい!という大人のリクエストが。夕食は、肉まん、中華ちまきなど手作りの蒸し物が。かかわる大人の関心と作業の支えがあってこその充実した食事の場面が多かった。

投稿者 森川千鶴

2007年08月21日

里山留学3日目(8/1)

風の強い日が続きました。後から振り返れば、このぐずついた天候のおかげで、朝晩は涼しく、この季節のこの土地にしてはとても過ごしやすい気候だったようです。
3日目は、だいぶ場所になれてきたようす。「今日は本気で森遊び、の日だよね!?」と張り切る子どもたち。
夜中の雷雨でテントを撤収したり、テントで生活することを楽しみにしていた子どもたちには残念だったようですが、就寝はベースキャンプの体育館で過ごすことがほとんどになってしまいました。

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キャンプも3日目。さまざまな生活の場面に直面していきます。朝食の後、「生活(くらし)ミーティング」で、困っていること、相談したいことを、大人も子どもも出し合います。

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やりたいことを決めたら、敷地内のマップに自分の名札のピンで、過ごす場所、居場所を示しておきます。この日、マップのボードは、子どもたちの手でヴァージョンアップされました。

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夕食は「焼いて食べよう!」を計画していましたが、やはり風が強く、外で火がおこせません。家庭科室が大活躍でした。

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室内での夕食の後、「火遊びをしましょう」と、ゲストの関根さんが火のサークルを作ってみせてくれた。大人のお墨付きで火遊びなんて、なかなか経験できないだろう。

投稿者 森川千鶴

2007年08月14日

里山留学2日目(7/31)

この里山留学では、常時10人ほどのスタッフが現場にいました。子どもたちと関わるキャンプの現場経験を積んだスタッフ、現場に関わりながら場の成り立ちをコーディネイトするスタッフ、記録のスケッチをとるスタッフ、2人の中学生ボランティアスタッフらですが、そのほかに毎日地域の人やいろんな専門家(ゲスト)、取材者が訪れて、一緒に過ごして行きました。
滞在中は名札を作って、子どもたちに呼んでもらいたい名前を名乗るはずが、ほぼみなさん子どもたちの印象で名付けられていました。なかでも人気だったのが、「カメさん」。地元のケーブルテレビの取材で通ってくださった方なのですが、いつもカメラを抱えていたから「カメさん」。
取材の映像は、8/12(日)〜18(土)前編、8/19(日)〜25(土)後編、と2週間に渡り、『スクール通信』という番組で毎日4回、放映中です。
「カメさん2(ツー)」と名付けられたのが、読売新聞の記者さん。こちらは8/10(金)の多摩版の記事で「里山留学」のようすと「9/8,9のセミナー」を紹介してくれました。

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雷雨明けの2日目朝、朝食は校舎内の家庭科室でとることに。食事の後、「生活ミーティング」からはじまる。「困ったこと、相談したいことはない?」

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「やりたいことミーティング」でアイデアを出し合った後、それぞれこの指とまれ、で分かれたグループで動き出す。グループには、大人が必ず一人はいることにしている。

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今日のゲストは関根秀樹さん。夕方、食事やふろを炊くために必要な火のおこし方を習う。その手元の技に子どもたちは釘付けに。竹を使った楽器の予告編でさらに盛り上がった。

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ゲストを交えての夕食。朝、地域の人にたくさんの大根とじゃがいもの差し入れをいただいたことで、メニューを子どもたちに相談して出たアイデアの中から、「おでん」「大根もち」&昨夜のピザ生地の残りを利用したチョコバナナパイ。

投稿者 森川千鶴

2007年08月10日

里山留学初日(7月30日)

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開校式を終え、保護者と離れて子どもたちだけになった。最初のおやつはスイカ割りではじまる。棒だけでなく、ラケット、ロープなど、叩くものをくじで引き当てる。
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まだ雨が怪しいので屋根を渡す。ベースキャンプとなる体育館の脇にかまどを作るために、れんがを運んできて積み上げる。子どもたちはとてもよく働いていた。
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この学校の先生と児童が丹精した畑や田んぼを見渡す藤棚の下。ドラム缶の風呂もみんなで洗って、基礎を作ってできあがった。お湯が沸くのがまちどおしい。
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初日の夜、みんなで生地から作って、かまどで焼いたピザを食べているころ、この小学校の森の話をしにきてくださった永きに渡ってPTA会長をつとめていた木下操さん。子どもたちに、体験することの大切さを、わかりやすく思いを込めて話してくださった。

投稿者 森川千鶴

2007年08月08日

里山留学、無事終了しました

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7月30日(月)。前夜からの雨は、午前中も時折激しく降り続きましたが、子どもたちを迎える頃になると、止んでいました。雨上がりに4階の家庭室から見た窓の外。向こうに見えるのはニュータウン。夜、洗い物をしながら、思わず手を止めて、「夜景がきれい。。。」とつぶやいていた子どもがいました。
7月30日から8月5日までの7日間、「はちおうじ 里山留学2007」を行い、無事終了しました。 地域内外のさまざまな人の協力のもと、いろんなチャレンジがありました。雷雨や強風に始まり、最終日の猛暑など、天候の変化に見舞われつつも、参加した子どもたちは全員キャンプ生活を元気に乗り切りました。 会期中はタイムリーに更新できませんでしたが、これから、初日のようすから少しずつレポートしたいと思います。

投稿者 森川千鶴

 
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