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2007年06月30日

体験するってどういうこと?

子どもをとりまく、というより、子どもを持つ親がさらされる、あふれる体験活動の情報は、子どもにとって咀嚼できない体験の洪水となって襲いかかっているかもしれません。体験を深めたり、成長への学びにつなげられるかどうかは、まわりの大人のかかわり方次第のような気がします。

「こんなに親が子どもにかまう時代はなかったと思いますよ。よく子どもと遊びますねえ、今の親は」と言った中川一男さん(昨年のフォーラムのゲスト)
「週末、親が子どもを連れ回すせいか、月曜はへとへとになって保健室にやってくる子どもが多いんですよ。」と、子どもを心配するある小学校の校長先生。
子どもを出しに遊ぶ機会を求めて発散したいのは、実は大人?自分自身を思わずふりかえります。

日頃、子どもは家庭〜学校〜塾や習い事の三角形の中で大半の時間を過ごしているのが現状でしょうが、その間をつなぐまちなみや世間にこそ、体験的な学びの余地があると思います。私は小さい頃、塾の行き帰りの夜道の一人歩きが好きでした。夜の匂い。夏は道ばたの草の匂いが昼間より強く感じられました。
里山留学のゲストとしてお招きしている関根秀樹さんは、学校の帰りによく、店の前で刃物研ぎをしている職人の手元を飽きもせずにずっと見ていた、と話していました。
自分が感じる、自分自身の体験が、根っこを作っていくものだと強く思います。大人はそんな環境をどれだけ支えてあげられるのでしょう?

 

投稿者 森川千鶴 : 2007年06月30日 02:17

 
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