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2006年10月12日

自然スクールトエック(徳島県阿南市)

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徳島の空は青くて広い。スクールの始まる時間、子どもたちが田んぼのあぜ道を駆けてくる。一日が始まるのが待ち遠しくてしかたないようすだった。
徳島県にある農園の中の小さなフリースクール。 以前より、ここのスタッフの人たちがすばらしい、と耳にすることがたびたびありました。 子どもの体験的な学びにおける大人のありかたをみるには、ここを訪れないわけにはいかないだろう、と9月のある日事務所に電話をしたところ、10月に活動の紹介からビジター体験までスタッフがつくる場があるので、そこに参加してはどうですか?と案内をいただきました。 現場探訪(その3・徳島編)として、子どもフォーラムのスタッフ2人で、NPO法人トエックの主催する4日間のフリースクールセミナーに参加してきました。

特定非営利活動(NPO)法人 トエック

 

セミナーのプログラムは、とてもよく考えられたものでした。
参加したわたしたちは、子どもと接するスタッフの動きのありのままを見るだけでなく、スタッフ演習を受けることによって、自分自身のありようをふりかえる機会にもなりました。
トエックの主宰者である伊勢達郎さんは、カウンセラーで、2002年の赤城山での全国教育系ワークショップフォーラムのゲスト。

「この定員10名の小さなフリースクールに、この場所全体のモラルがある。とても風通しがいいなぁと思う。だから、過剰なかかわりは必要ないんです」といいます。
親たちとは月に1回、顔を合わせて話し合う「夜学」という場を作っているということで、親たちの手による通信も発行されていて、そういうことにも風通しのよさを感じました。

スタッフのお話で、「ここの子どもたちは、やりたいことをやることも、やりたいことをやらないことも選べます。また、やりたくないことだけどやる、ということも自分で選んでいくのです」というくだりがありました。
学校では「やるべきことをやる」ように導かれることで、自分のやりたいこともやりたくないことも見分けられなくなっているのが日本の子どもの多くの現状ではないか、とふと思いました。

若いスタッフたちが前面に立って4日間の場をつくっていましたが、その根っこにあるのは、人間に対する徹底した信頼感。大人のありようにおけるたくさんのヒントやさらに考えるきっかけをいただいて帰ってきました。

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自由な学校(小学校)の子どもたちが、なにやら作りはじめた。朝来た時から何をするにもウクレレを背負ったままの子がいる。すぐ後ろでは、幼児フリースクールの子どもたちの遊びが続いている。

投稿者 森川千鶴 : 2006年10月12日 00:47

 
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